公演中止と高声会
先日10/12のオペラ《仮面の男》はお客さんが誰も来なくたってYouTube配信用にビデオ撮りはしたいからなんとか上演できないかなーなんて思っていましたが、計画運休よりも先に武蔵野市役所がホールの閉館を決めたので公演中止になりました。
楽しみにしていてくださった皆さまにはなんと言ってよいか悩むところですが、また次の舞台を楽しみにしてくださったら嬉しいです。 あたたかいメッセージをたくさんいただき夫婦で慰められております。 こんなことは初めてだったので、いまだに抜け落ちている作業があるのではないかと不安もありますが、事後処理もほとんど終わって通常営業に戻りつつ、でも先のコンサートの準備もしなきゃいけないし、食欲の秋だし…とわりと楽しく暮らしています。 不幸中の幸いといえば、ホール代は全額返ってきますし、当日のお弁当もキャンセルは間に合ったし、舞台稽古の代わりに強引に初演はしちゃったし(出演者には急なお願いでした。本当にありがとうございます&無観客試合でしたが)…といっても気持ちがまだ定まらない微妙な気持ちです。
こちらに書くのが遅くなってしまいましたがチケットを送ってくださったら払い戻しいたします。
このHPのトップページの「CONTACT」にメールを送るところがありますのでそちらからどうぞ。
といっても宣伝しないと始まらないので宣伝です。
おそらく今年最後の山田香作品の演奏です。
11/6 18:30開演(18:00開場) 高声会演奏会「私の大好きな歌」
ヴェルディ、ビゼー、ドボルジャーク、ヘンデル、モーツァルト、プッチーニ、ラフマニノフといった超有名どころの作曲家の作品の中での中で一人だけ日本語で、山田香作品を演奏します。 演奏時間の都合で一部をカットして、それにともないナレーションを変更したこの日限りのヴァージョンでお届けします。
先日の合わせで、初めて高先生に聴いていただきました。何て言われるかドキドキものでしたが、まるでオペラみたいだし、非常にドラマティックでいい作品だと褒めて下さいました。内心ホッとしました。多田先生のピアノとの相乗効果で本番もいい演奏になりますので、どうぞお楽しみに!
ち・な・み・に♡
タイトルは「お父さん絵本読んで」という可愛いタイトルです。
本当のタイトルは
「ASOBU ASOBOU ASOBEST〜どうやって遊ぶ ver2.0」です。
ちょっと他の曲と比べたら浮いちゃうのでごまかしてます。
夜寝るときにお父さんに絵本を読んでもらうというシチュエーションで、
お父さんが読む本が火曜サスペンス劇場だったという内容なので、
「お父さん絵本読んで」と言ったところで別に間違ってはいません。
今回は
「探偵と山さんとジーパンが京都烏丸の呉服屋を後にした時、車から降りてきた若く美しい女性、それは沙織だった」
というナレーションを
「川上にはアリバイがあった。そのアリバイが本当だとすると、その時刻に東京と大阪に同時にいたことになる」
に変更してお届けいたします。
まあそういう内容です。
前半最後の曲なので、これを聴いてお客様が休憩になるんだなと思うと、なんというか言葉になりません。
ふざけてないんです。真面目なんですよ!
そんなわけでどうぞお楽しみに〜!