11月
- tenoreniitsu
- 2017年12月9日
- 読了時間: 3分
11月は前半が大変でした。
6日に大分から帰ってきてそのまま稽古、稽古、合わせ、稽古…
9日夜、10日昼、夜、12日と本番があって、それぞれ大きな本番ではなかったのですがジャンルも違えば演奏スタイルも違って調整が大変でした。
9、10の夜は初めてのライヴのバックコーラスのお仕事。完全にPA(音響効果)が入っているので、歌っている自分の声が自分に聞こえないという、歌っていて正しく歌えているのかそうでないのか分からない感覚にずいぶんと戸惑いました。振りつけもついて、大変だったけど楽しかったですね。
間に挟まれた10日の昼は市役所でのロビーコンサートでした。ここではリハーサルができないんですよね。前夜の自分の声を確認できないままの状態で第一声が非常に不安でした。また疲れのピークだったので、静かでキレイめの曲も選んだんですが、場所がロビーということも合わせて、二つの意味で失敗でした。次は全曲明るいノリのいい曲を選びます。失敗というのは自分はもっとできたはずなのにってことです。そんなことをここで書いてもしょうがないんだけれども、反省ってことで。喜んでくれたお客様もいたのでよかったよかった。
12日は何回かお声がけいただいていて、ただなかなか都合が合わず出演できなかった、毎年行われているコンサートにようやく出演できました。客席に降りて歌った後にステージにうまく上がれたのでよかった。というか、後で言われるまで危ない感覚がなかったんですよね。こういうところが事故に繋がる第一歩かもしれません。次回からはもっと慎重に。
そこを乗り切ったら小田原の小学校のコンサート。始まる前に先生が「演奏が終わったら、隣の人とすごいねなんて言い合わないで静かに拍手するんですよ」的なことをおっしゃっていたのですが、一曲目からフニクリフニクラで客席に降りていって一緒に歌ってとか言って生徒をあおっちゃったから、みんな困ったことでしょう。先生すみません。個人が識別できる写真ではないけれど、こんな感じでしたよ。リンク
26日はライヴのバックコーラスのお仕事の続編。N◯Kホールでコンサート(収録)でした。あんまり細かく書けないのは守秘義務があるからなんですね。来年放送されるらしいですよ。このくらいはいいのかな。あと来年は横浜アリーナです。
28日は戸塚で歌ってきました。12日のコンサートのお客さんが追いかけてきてくれたので、また聴いてもらえてよかったよかった。ソプラノの吉府さんとピアノの片野さんとのクルーズチーム。この組み合わせはなんでもできそうですね。と言っていたらホールからお話をいただきました。2月3日はバレンタインコンサートです。
その後はひたすら12月4日の「みるなの座敷」演奏会形式の稽古に専念していました。
演奏会形式だけど暗譜ということで、なんとか覚えて乗り切れました。
新藤昌子さんのリサイタルの第二部だったのですが、新藤さんは運営もしながら、第一部も歌いながら、このオペラもさらに若い声で歌われて、相変わらずすごかったです。そんな中、高いソ#の音をピアニッシモで伸ばせる技術は本当に素晴らしい!
僕はYNOで運営をしながらだとなかなかいいパフォーマンスができなくて悔しかったりするので、将来そういう技術を手に入れられるのかどうか。男声はまたちょっと違うかな?
今週は少しゆっくりして来週の第九とジルベスター、来年のコンサートの準備に追われま〜す。