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霧のカレワラ
- tenoreniitsu
- 2017年10月19日
- 読了時間: 2分
10月7日は新曲初演でした。
といっても奥さんの曲ではなく、ジャズピアニストの丸山博さんの曲でした。
児童文学作家のくまた泉さんが書いた「霧のカレワラ」という作品があるのですが、それに曲をつけて初演した際に、聴いていた丸山さんが「僕なら違う風に作曲するなぁ」と仰ったことがきっかけで、くまたさんが「それならお願いします」という話で作曲することになったそうです。
たまたま僕が学生時代にお世話になった合唱団に所属していた方がお二人と知り合いで、僕を推薦してくださり、演奏する機会を頂きました。
ナレーション付きの40分の作品で、一緒に「ニャーンと100年」も演奏しました。
こちらはくまたさんが朝日小学生新聞に連載していた作品だそうで、ニャロとニムニムが未来へ行って帰って来るお話です。未来は自分たちの手で作っていかなければいけないというメッセージ性のある作品です。
顔合わせでお会いした時にくまたさんから「私オペラはあんまり好きじゃないの」と言われてしまい、内心ドキドキして本番を迎えました。が、丸山さんの作風が子供向けにぴったりなポップスに近い感じだったので、オペラっぽく熱唱することもなく無事に終わりました。後半で歌ったカンツォーネは「私カンツォーネは大好きなの」と仰っていただけたのでよかったよかった。「ニャーンと100年」は小学校低学年くらいまでの子どもに聴かせても面白い作品だなぁと思います。今回の編成はソプラノ、テノール、バス、ピアノ、ナレーション、カホン、カウベルでした。
宣伝したかったのですが、くまた泉さんの90歳を祝ってという企画のホームパーティーでしかも満席でしたので、しっかり宣伝できませんでした。ごめんなさい。