2017年6月
- tenoreniitsu
- 2017年6月15日
- 読了時間: 3分
6/10の吉府さんのリサイタルが終わりました。宣伝させてもらう前に完売の公演でしたので、ゲストの僕も気合が入る本番でした(もちろんいつも気合は入りますけれども)。
ソロで歌わせてもらった「花の歌」は、なかなか歌う機会がないと思っていたらここ最近は歌う機会が多く、少しずつものになってきた気がします(当社比)。今回は厳しい奥さんからなんと90点をいただきました。曲の途中でなにか歯車がうまく回らなくなったのもここだけの話ですが、同じ業界の奥さんには気付かれてしまったので音楽というのは奥が深いですね。歌い出しは良かったとのことで、また機会があれば積極的に歌っていきたいですね。ちなみになかなか褒めてもらえるのは少ないんですよ。
そして7/1のコンサートの練習も始まりました。ピアニストの樋口晃子さんからの依頼でイケメンバスの高崎翔平くんとオペラ「ファウスト」の二重唱とオペレッタ「チャールダーシュの女王」からの二重唱と、アリア「誰も寝てはならぬ」を(高崎君は「魔笛」のザラストロのアリアを)歌います。ピアニストの長尾洋史さんを中心にした室内楽のコンサートで、歌は我々のみです。NJBコーナー(長尾ジュークボックスコーナー)というその場でリクエストできるコーナーもあるみたいです。
「ファウスト」はファウスト博士の前に悪魔メフィストが現れて「お前を若返らせる代わりにあの世では…」というシーンを。「チャールダーシュ」では金で世界を買い占めろ的な楽しい二重唱を歌います。(チラシに載っている曲とは全然違います。そういう時もあるのだなと思ってください)
他のプログラムも音楽好きなら楽しめそうなプログラムです。軽食・お菓子付きとありますが、どんな軽食とお菓子なんでしょうね。楽しみですね。
また、二期会「ばらの騎士」の稽古も始まっています。
僕の歌うシーンは早口で一瞬でトップギアに入れないといけない役なので、それが大変です。
正直こんなに大変だとは思わなかった、ふ〜。
その分やりがいはありますので、引き続き頑張っていきたいと思います。
明日からは立ち稽古になります。暗譜をもう一回確認しよう。
METのライブビューイングも同じ指揮者のセバスチャン・ヴァイグレさんが指揮する「ばらの騎士」なので観にいきたいな〜と思いながらもなかなか時間が合わず。
僕の役は口ひげがあるかもしれないので、一昨日から生やし始めました。
そして家では奥さんの作曲が始まりました。一昨年の「三銃士」の続編ですが、2年経つと作曲家がこんなにも進化しているんだというのを間近で楽しく疲れながら応援しています。お互いに刺激しあって高めあいながらいい舞台を作りたいですね。