2017年5月
- tenoreniitsu
- 2017年5月21日
- 読了時間: 4分
GWも終わって、今年の予定が見えてきました。
6/10は「吉府充希子ソプラノリサイタル」。
岡山出身で、旦那さんのお仕事の関係で横浜へいらして、東京にテノールの知り合いがいない!
というところからお付き合いが始まって、オペラもご一緒して、今年の9月にはクルーズで一週間ご一緒することになた吉府さんのリサイタルのお手伝いです。第二部に二重唱を二曲とアリアを一曲歌わせていただきます。
吉府さんはフランスものが専門なので、オールフランスプログラムです。
フォーレやドビュッシーの有名曲からカルメンの二重唱などですが、それだけにとどまらず、演劇集団「円」と「黒色テント」出身の神保麻奈さんが吉府さんの産み出したキャラクター「柏尾川結子」として縦横無尽にステージで存在感を発揮します。とっても面白いと思います…が、チケットが4/12に完売してしまいました。ということでご案内だけ。ごめんなさい。
7/1は「Ripple vol.9」です。
これはピアニストの長尾洋史さんの主催するコンサートで、ご本人もやりたいことをされるのですが、お弟子さんたちも仲間を連れてきて、演奏したい曲を演奏するという、ちょっと面白い(変わった)コンサートです。
ピアニストの樋口晃子さんに誘っていただきましたが、実は僕も芸大時代は副科ピアノの先生は長尾先生だったんですね。まさかの再会(?)なんでしょうか。
出演者も多岐にわたっていて、ピアノはもちろん弦楽器から管楽器まで、作品もベートーヴェンからドビュッシーからジョリヴェまで、とにかく盛り沢山です。軽食、お菓子付きで演奏者とお話もできるみたいです。
7月26〜30は二期会の「ばらの騎士」です。
二期会創立65周年と銘打っただけあり、贅沢な舞台です。
出演者も多く、情報量も多いです。
その分稽古も多いです。おおおおおっ!頑張るぞ!
「ばらの騎士」はドイツオペラの最高峰の一つです。
登場人物が多く、話がわかりにくく感じられるかもしれませんが、
主要な役の5人をきちんと押さえておけば、話自体は単純な話です。大丈夫ですよ。
ビジネスで会う海外の方にもバラノキシミタコトアリマスって言いやすい作品です。
音楽は綺麗でオーケストラも豪華。
夏の暑さを一瞬忘れにいらっしゃいませんか?
8/20は女声合唱団キュラムーンさんのコンサートです。
毎回ゲストで出演させていただいていましたが、今年はなんと!
一緒に合唱曲も歌います。そう、男性ゲスト全員とです。
プロ顔負けの実力を持つ方もいらっしゃるキュラムーンさんのコンサートは、いつもいい刺激になります。
男性ゲストは確定したのかな?
9/2は「三銃士〜百合の烙印」です。
奥さんであるところの山田香作曲の日本語オペラ第5弾です。
一昨年上演した「三銃士」の続編にあたります。
そもそも三銃士は「ダルタニャン物語」の第一部でして、前作が第1巻。今作が第2巻にあたります。
(全部で11巻あるんですよ。ちなみに有名な鉄仮面のエピソードは10巻にあります)
前作では三銃士の出会いと一つの事件を描きました。今作はその事件の裏にいた一人の美女を描く…そうです。
まだ作品がないのですが、この5年の作曲家の成長ぶりを考えると、きっと今までよりもいい作品でしょう。
僕は(まさかの)ダルタニャン役です。
会場の武蔵野市民文化会館にはパイプオルガンがあるので、せっかくなのでパイプオルガンも登場します。
パイプオルガンと歌のバランスをどう取るかといったハードの問題も作曲家を現在悩ませていますが、悩んだら悩んだだけいいものができることが多いので、楽観的に曲の完成を待っています。
前作のキャストに加えてミレディに秦貴美子さん、アトスに大山大輔さん、パイプオルガンに千田寧子さんと相変わらず出演者も贅沢です。
9/20〜27はクルーズです。
客船ぱしふぃっくびぃなすで日本一周です。
横浜から宮古、奥尻、佐渡、宮津、浜田(下関)、高松、横浜と巡ります。
¥328,000からのお値段です。おぼんこぼん師匠とご一緒させていただきます。
お笑いデュオ「ラ・メール」としてソプラノの吉府さん、ピアノの片野さんと…あれ?何回コンサートするんだっけ?
確か複数回コンサートをしますよ。
我々に求められているのは音楽だけでなく、なんと面白トークも!!!ということで責任重大です。
ご夫婦で初めてのクルーズにいかがですか?
僕も全力でサポートいたします。
10/28、29は二期会「ばらの騎士」です。
愛知公演です。
東海、中部、近畿の方〜!
名古屋に行きますよ〜!
11/5はやっぱり二期会「ばらの騎士」です。
九州の方〜!
大分iichikoホールですよ〜!
12月には昨年大好評だった日本のオペラの再演も決まりました。またご案内しますね〜。