第九とクリスマス
- tenoreniitsu
- 2016年12月25日
- 読了時間: 3分
2部が第九でした。 リハーサルが10:30に終わって、スタンバイが16:30という6時間の待ち時間。 じっとしていると身体が硬くなってしまいそうな気がするのでキャンパスのある金町の駅の周りを探索して過ごしました。
駅の北口でお祭りをやっていて、どこかのゆるキャラも来ていました。
一緒に写真を撮ってもらっていたら、偶然にも大学の同級生と出会ってびっくり。 美味しい喫茶店の情報をゲットしてその喫茶店へ。スコーンの美味しいお店でした。
ホールに戻って本番です。 今回は4楽章のバリトンソロの直前から演奏だったので、あっという間に終わりました。
第九に限らず、始まったらすぐに終わってしまうのが演奏ですね。
儚いその一瞬をどう生きるか。
大学の教授から近隣の方までいる合唱団の音色が、とてもあたたかい演奏に感じました。 ちなみに聴きにきてくれた母がJAZZがとにかく良かった、来年もまた聴きたいと言っていました。
妻によるとCDも買って帰ったそうです。
という訳で葛飾区在住の皆さん、来年はぜひ申し込んで聴きにきてください!
JAZZとポップスとクラシックが一度に聴けます。
葛飾区民の方のためのコンサートなんです。なので先着順ですが無料です。
翌日19日は聖路加病院での第九のリハーサルでした。 こちらは病院のスタッフさんが、ご家族や入院されている方へのプレゼントとして企画されたものです。
指揮者は眼科、コンマスは小児科のお医者さんだそうで、お医者さんだけでなく看護師さんや音楽療法士さんといった職員の方たちと学生さんで組織されたオーケストラと合唱団さんとご一緒しました。
といってもマエストロはお医者さんとして働きながら指揮を勉強し続けている本格派です。 リハ中でも消灯時間になると真っ暗になってしまったりと、病院ならではのハプニングもありました。
立ち見ですが、コーヒーを飲みながら聴けるオケの第九は珍しいのではないでしょうか。
当日23日はたくさんのお客様に囲まれてすごい熱気でした。
オケと合唱団の皆さんも本番が一番素晴らしい演奏で、僕も楽しく歌わせていただきました。
目の前に座られた入院患者さんに唾がかかっちゃったんじゃないかな〜ってくらいの近さだったので、歌っていないときの目のやり場に困ったりしましたが、具体的な目標を全員が共有するといいサウンドになるんだな〜と、いい経験をさせてもらいました。
当日のNHKのニュースで取り上げられたこともあって、色々なところから反響があって面白いです。
クリスマスはクリスマスコンサートでした。(なんだろうこの文章?)
といってもクローズドのイベントだったので詳しくは書けませんが、クリスマスソングをちょっとお洒落なアレンジで歌ってきました。
来年は元旦とその翌日と、コンサートから始まるので稽古はありますが、これで年内の本番は終了です。
今年も応援してくださった皆様、ありがとうございました。
来年もわかりやすいオススメのコンサートから、難しくてちょっとオススメしにくいコンサートまで、色々と歌わせていただきます。
ご都合が合いましたら、ぜひ聴きに来て、会って、観想なんか言ってあげてくださいね〜!
それではよいお年をお迎えくださ〜い!
写真はニュースから。
